あの時を境に 君という生命体を形成していた元素 電子や陽子中性子といった素粒子達は拡散散逸し 君の声や映像はメモリーの中でのみ定着され留まる それでも僕の脳裏には 君の声 君の笑顔は 確かに残っているから 僕という生命体内で時折 拒否反応を生じさせようとする 神を信じている訳ではないが 僕は祈る 君の存在した証を 失わないように 僕の脳細胞が 君の思い出という残像を 排除してしまわぬように カテゴリー: 詩 0件のコメント コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です 名前 * メール * サイト ご意見、ご感想をお願いします。 Δ このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。
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