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ニッカン・インペリアル・コルネット(改)[Nikkan IMPERIALE CORNET]

  「やっぱり、中学時代に吹いてたコルネットが吹いてみたい…」ヤマハの後継機(YCR-334)に、
(この音だ!)という感激は抱いたものの、やはりいくつかNikkan IMPERIALE CORNETとは異なる部分もあったので、『Nikkan IMPERIALE CORNET』でweb検索して、hitしたものをgetしようと頑張ってみた。

Nikkan IMPERIALE Cornet(side)

↑マウスはSchilkeのトランペット用マウスピース
  '22年の夏、最終的にgetしたCORNETは、凹みは無いがメッキもラッカーも無しのraw brass。それはそれで良いのだが、『こちらはトランペットのマウスピースで吹くことができる仕様です。』との一文を見過ごしていた。 当然『コルネット用のマウスピースは(ぶかぶかで)使えない』ということになる。
  オークションで表記されてた文面は以下の通り。

Nikkan IMPERIALE Cornet(front)
固着なし、スライドやピストンも問題なく 稼働します。
フェルト類とウォーターキーゴム交換済みです。
ベルやパイプなど、特に凹みはありません。
画像にてご確認ください。

こちらはトランペットのマウスピースで吹くことができる仕様です。お手持ちのトランペットマウスピースで演奏することができますので抜けの悪いコルネットのイメージを覆されるかとおもいます。

ニッカンはヤマハが管楽器を始める際に吸収した全くの別会社になります。ヤマハとはまた違った丁寧な造りが特徴で、最高級モデルであるインペリアルはプロ仕様のものとなります。(ツーピースバルブケーシングや一枚取りベルなど今のヤマハで言うxenoに近い仕様)
音程や音色も特筆物で現在でも戦える個体です。


  ということで、getしたものは、Nikkan IMPERIALE CORNETを元にして、Mouthpiece receiver(吹込桂)やLeadpipe(吹込管)あたりを交換し、さらにraw brass仕様にした改造品だったのだ! とはいえ、記載されていた通り状態は悪くなかったし、購入時の目的は達成できなかったものの、今となっては、これはこれで十分気に入ってる。(古くなってたピストンボタンのインレイ交換もやってみた)
  下画像は分解掃除をした時のもの。
IMPERIALE Cornet in parts
  自分は、2nd&3rdのシリンダー下部にDIME硬貨を1枚ずつ入れて使ってる。確かに音はコルネットとは異なるが、悪くないし、トランペットと持ち替える際は、同じマウスピースも使えるので便利。
(Mar. '24)
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