結構飲んだ後、教育テレビの日本フィルのコンサート見ながら書いてる。
  コンサートマスターって第一バイオリンの一番前に居る奴なんだけど、ブラバンのコンマスは、1sT.クラリネットの右端(指揮者や観客から見れば、最前列の左端)に居た奴になるよね。自分たちのK中のブラバンで言えばTやった。
  あいつとは、中学卒業してからも、高校が同じやったから、文系、理系の別はあったが、高2の時に『音楽選択』ということで、隣の座席に座って同じ授業を受けてた。一応『進学校』と認識されてる公立校ではあったが、担当の女先生がおとなしめの方だったので、音楽の興味のなさそうな男子生徒たちに好き放題に振舞われてて、教室を勝手に出て行ったりする連中に、二人で、
「なにあれ。あれはいかんやろ!」とか、お互いの顔を見合わせて言ったりしてた。(その連中は、他の特に主要科目と呼ばれてた授業では、授業中に退座をすることは無かった。理系のヤツらやったから、Tは知らなくても自分は知ってる)
  そんな雰囲気の授業だったが、最後の方の授業の実技で、自分の作曲した曲を、自分がギター弾いて、Tがピアノ伴奏をつけてくれた記憶がある。(二人で事前に合わせてたし、それなりにウケた)
  あと、期末テストは二人とも満点(100点)だったが、
「おれも100点や!」って言った後、自分はTの答案と一所違うのを認識してた。主要教科だったら、
「採点間違いじゃないですか?」って持って行ってたと思うが、実技を重んじる教科だし、
(まあ、いいか)とか思って、何のメリットも無さそうな『採点間違いの訂正』はしなかった。
  最後の授業が終わったとき、女先生は、僕らの方に来て、
「いい音楽家になってください」というようなことを言ってくれた。Tは、
「はい」とか言ってたが、自分は、
「僕は音楽の方には行きませんので!」とか言った。(何か唖然とした先生の顔を今でも覚えている)あの頃も、自分はすごく可愛くないヤツやった!高校の音楽の評定は、二人とも『5』やった(はず)。
  K中の時、
「Mやん、ブラバン入らん?」って誘ってきた、あいつは音大に行くんやろうと思っていたんだけど…。

カテゴリー: 随筆

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