いつだったか、年末に出たボーナスが仕事がキツイわりに少なかったので、
(こんなん、やってられん!)と思って、『今年は勝負に出る!』ということにした。
 仕事が休みの時、チャリこいで、『当たりが良く出る』と言われてる街の中心部の売り場へ行った。
「100枚下さい」一枚300円の年末ジャンボ宝くじだから、300円×100枚=30,000円。勝負をかけた!
「連番にしますか、バラにしますか?」
「連番でお願いします」当然のチョイス!3億円当たってたら、前後賞も欲しいし!ということで、元々少なかったボーナスの中から、なけなしの3万円を支出し、連番の宝くじを100枚ゲットした。
 抽選の日が来た。さすがに抽選の生中継等は見なかったが、当選番号を知らせるニュースは見た。TVのニュースで発表される当選番号を急いでメモして、下3桁からチェックしていくと、
(あっ、5等当たってる!)と思った。
もう番号は忘れたが、例えば『下3ケタ 235番』が当選番号だとすれば、一番上にある宝くじの番号が、184200番だったのだ。
(100枚連番で買ったし…)あとの1等~4等とかのあたりはないのはすぐに確認できたが、
(3万円出して5万円の5等が当たってれば、まあまあかな)と余裕。当たり券を確認するべく、宝くじをめくると、
(えっ!184199?)宝くじを買い慣れてない自分は、当然番号は増えて行くものだと思ってたので、驚き!
(連番の宝くじって、昇順じゃなくて、降順なんや…)何度か確かめたが、当たってたのは下一桁の300円だけで、3万円は3千円になった。(もし100枚連番で同じように買われてるとすれば、一つ前に買った人が当たってたんやね)
 それ以来、宝くじは買ったことが無い。福引等、くじもので、大当たりしたことはないし、やっぱり、『くじ運は悪いままだ』と認識した。

カテゴリー: 随筆

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