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夏’16


窓を開け放つと
涼風

ワッとセミの声

太陽の姿は見えず
空は鈍色

そういえば
豊中の夏は
強い日差しと
セミたちの声

それでも
これほどの大合唱では
なかった

(高知はセミが多いの?
いや近くにある木の数が
多いのかも…)

雄ゼミどもの
懸命の求愛行動

(どの世界でも
恋のアピールは
簡単じゃない?)

今日の夏は
耳から来た

kimihiro

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kimihiro

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