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ある休日

とりたてて急ぎの仕事も無いし
今日は朝から仕事をサボって
トランペット三昧

九時頃ベランダに布団を干そうとしたら
雪が舞ってたから止めて
トランペットを練習することに決めた

君が朝買って届けてくれたサンドウィッチを
オーブントースターで焼いて
コーヒー豆挽いて
サイフォンでコーヒー作って
しばしは優雅なひととき…

君がサンドウィッチと一緒に届けてくれた焼きそばを
『如何に美味しく戴くか』という課題に対して
慎重に考慮した結果

『ポルトガルワインを開ける』という結論に至り
それを実行した今
すごく幸せな気分に浸りきっている

これで君がそばに居てくれたら…

そんな贅沢な思いは実現すべくもないが
美味しい食事とそれにマッチするアルコール
何か気分はハイになる

『君のようにいつも笑えて居られたら…』
そんな思いで憧れていた君も
実はいつも楽天的だった訳じゃない

『辛い思い悲しい思いをしていたんだ!』ってこと
初めて知ったのはあの時

君の泣き顔を初めて見た

お互いの立場の相違
何が切っ掛けだったのか
今となっては覚えてもいないが

そんな他愛も無い理由で
僕は不機嫌になり
君が泣いた

何度もそんなことを繰り返すうちに
『君が悲しくなるのは僕が不機嫌になる時なんだ』って
分かってきた


僕が幸せに浸って居られる限り
君も笑って居られるんだろうって思えてきたんだ

だからもう
君には不機嫌な顔を見せないように頑張ってみる
二人がいつも笑顔で居られるように…

kimihiro

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kimihiro

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