久しぶりにガットギターの弦を変えた。何年も使わず、張りっぱなしだった弦が、最近使いだしたこともあってか、一昨日切れていた。弦は実家においてあると思っていたので、
(実家に帰るのが土曜だから、ギター持って帰るか)と考えていたが、
(待てよ、ケースの中に一組あったような…)ということで、昨日ケースを出して、蓋を開けてみると一組のガット弦が出て来た。昨夜は、ネットで情報を検索しながら、ガットギターの弦を全部張り直した。(弦を張ってあるギターは、家にはあと3機あるが、エレキギターでは弦はすべてスチール弦だし、弦同士の間隔や弦とフレットとの間隔は、いずれも狭くなっていて、指が弦に当たる時の感触は全く違い、同じ曲でも到底同じには演奏できない)
 スチール弦と違い、ガット弦は張り終わった後、結構伸び易く、チューニングしてもすぐに音が変わる。(伸びて行くから低くなる。まあ、何度もチューニングし直すしかないが…)昔は音叉しかなかったので、A:440Hzの音叉一本で音を取り、チューニングし終えた弦をもとにして、他の弦を合わせて行くというのが常套手段だった(絶対音感は持ち合わせていない…)が、近頃はチューナーという便利なものがあり、それを利用した。チューナーも進化していて、古いのはギターの6本の弦のメジャーなチューニング音(E,A,D,G,B,E)にしか反応しないが、新しいのは丁度の振動数に反応して、これは『もう少し高ければDの音ですよ』というようなことが分かる仕組みになっている。せっかくなので、トランペットに合わせて、一音低く D,G,C,F,A,D でチューニングした。
 今、中学時代にそこそこやってたクラシックギターに再挑戦している。まあ、レベルは低かったはずだが、Romance Anonimo(愛のロマンス『禁じられた遊び』の映画のテーマ曲で、自分たちはその映画名で呼んでた)とか、Star Dustとかは、それなりに弾いてた。エレキギター&ピック弾きが主になっていた現在では、感触が戻るまでにはそれなりの時間がかかった。最近、爪も右手だけ伸ばしはじめたが、両手共切ってしまうよりも、手入れに時間がかかる。
 目下、おそらく20歳代の時に買って、ほぼそのままになっていた『RECUEDOS DE LA ALHAMBRA(アルファンブラの思い出)』 という楽譜を引っ張り出し、練習している。前半部分は、覚えたが、まだトレモロ奏法が十分きれいに弾きこなせているとは思っていない。まだまだ練習中…。

カテゴリー: 日記

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