横浜、鎌倉、京都…。時々テレビでそんな街の特集をやってたりする。京都は自分が親父を嫌いな分だけ、疎んじてはきたが、正直子供の頃から、ある種の憧れも持っていた。高校を卒業する時、父方の親戚が大阪に住んでいたため、自分も大阪の大学に進学し、十年ほど大阪に住んだことがある。折に触れ京都に出向き、植物園の近くにあるお寺に墓参りにも行ったが、お寺のすぐそばの鴨川の河川敷は、お気に入りの散歩コースだった。それ以外にもいろんなお気に入りの場所があり、京都は奈良と共に、大阪とはまた違った自分の青春時代のステージでもあった。そういったことが、自分の本籍を京都に置いたままにしてある理由でもある。
 横浜は母の故郷で、小さい頃からいろんな話を聞かされたが、地理的に関西よりも遠くだったことや、関東には縁故も少なかったこともあり、社会に出るまでは、一度も行くことはなかった。社会に出ても、大阪から東京に向かう際の新幹線の途中通過駅として、新横浜を意識するくらいのものだったが、いつの頃からか横浜と鎌倉にはお気に入りのスポットがいくつもでき、自分の長期休暇時のテリトリーになっている。
 この夏、母親と二人で横浜の関内に三泊したが、僕らが見てきたJR横浜駅界隈やみなとみらい等の『楽しいだけの横浜や鎌倉』とは少し違うものだった。横浜公園は初めて中に入ったが、宿が関内だったため、中華街や山下公園、港の見える丘公園等に行く際に何度も通った。みなとみらいで泊まった時は、横浜球場横を歩く羽目になったことがあって、あまり歩行者に優しくない道路をただひたすら歩いて閉口したことがあった。今回はその近くを通ってはいるはずなのに、そのひたすら長い『歩行者に優しくない道路』がどこだったのかは分からなかった。
 関内から横浜公園を突っ切って中華街の入口へ。お気に入りの製麺所が入り口付近にある。横浜に来るとその店でラーメンを買うのが常なのだが、間の悪いことに今日は定休日!(昨日は開いてたはずなのに…)『荷物になるから、帰る日にラーメンを買って送ろう』との目論見はもろくも崩れ去った。[2013/8/22]

カテゴリー: 日記

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